中小企業大学校 中小企業診断士養成課程の皆さんによる「中小企業診断実習」を受入れさせて頂きました。

中小企業大学校診断実習最終報告会風景
 中小企業大学校は、中小企業施策の総合的実施機関である独立行政法人中小企業基盤整備機構が運営する人材養成機関です。
 中小企業大学校東京校で実施している中小企業診断士養成課程は、中小企業診断士1次試験合格者を対象に6ヶ月間の研修(演習・実習)を通じて、中小企業の支援と地域・社会の発展に貢献できる中小企業診断士を養成しています。
 中小企業診断士養成課程は、実際の中小企業の協力のもと実施する「診断実習」に特徴があり、診断実習を通じて中小企業診断士として必要な経営現場に密着した実践的な支援手法を習得しています。
 診断実習に協力した企業には、店舗や工場の現場で行う各種調査の結果の報告や経営課題の解決策、今後の経営戦略などを提案頂けます。

 今回、弊社は下記日程にてこの「診断実習」を実施頂きました。
■第31期 中小企業診断士養成課程
 経営診断Ⅰ
 「製造業経営診断実習」
 6月18日(火)~6/21(金)
  ヒヤリングと製造現場調査
 7月4日(木)
   中間報告会(課題抽出状況報告)
■第31期 中小企業診断士養成課程
 経営診断Ⅱ
 「経営戦略・戦略計画策定実習」
 8月20日(火)
  追加ヒヤリング
 8月30日(金)
  最終報告会(課題解決提案報告)

 今回の診断で、「気づいてはいたが目を背けていた課題」「気づいてはいたが解決策に悩んでいた課題」「潜在的で気づけていなかった課題」等の多くの課題を定量的に明確に抽出して頂き、最終報告会ではその解決の方向性を具体的に示して頂きました。また、社員も実習の過程で実習生の皆さんに調査頂いたり交流させて頂き、大いに刺激を受けました。
 一度に全てとはいきませんが、一つ一つ優先順位をつけ、解決に向かって社員全員で取り組んでいきます。

 今回弊社に来て頂いた実習生の皆さんが診断士となり多くの中小企業のサポートに活躍されることをご祈念申し上げます。
 誠にありがとうございました。